「パワースポットに行ったら、なんだか変なものをもらってきた気がする」「あの人と話した後、どっと疲れた。何かもらったのかもしれない」——スピリチュアルな文脈で使われる「もらう」という言葉を、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。この記事では、この「もらう」という表現が一般的にどのような意味で使われているのか、そして当方が波動という観点からどう捉えているのかを解説します。

スピリチュアルでいう「もらう」とは
スピリチュアルの分野で「もらう」という言葉が使われるとき、それは自分の意思とは関係なく、外部の場所・人・物・行為から、目に見えないエネルギーや影響を受け取ってしまうことを指すのが一般的です。良い意味で使われることもありますが、多くの場合「良くないものをもらってしまった」という、ネガティブな意味合いで使われる表現です。「邪気をもらう」「霊をもらう」「人の念をもらう」といった言い回しが、その代表的な例として挙げられます。
「もらう」とよく言われる場面
「もらった」という感覚は、さまざまな場面で語られます。神社仏閣やいわゆるパワースポットを訪れた後、人混みや病院など、多くの人が集まる場所に行った後、体調や気分が沈んでいる人と長く一緒にいた後、レイキやヒーリング、ご祈祷やお祓いを受けた後、パワーストーンや御守りなど、由来のはっきりしない物を身につけた後、といった状況が挙げられます。共通しているのは、いずれも「自分から求めたわけではないのに、何かを受け取ってしまった」という感覚である点です。
波動の観点から見た「もらう」
当方はこの「もらう」という現象を、波動という観点から捉えています。あらゆる場所・人・物・行為には、それぞれ固有の波動があります。波動の低い場所や人、行為に触れると、その影響を受けて、こちら側の波動も引きずられるように下がってしまうことがあります。これが、一般に「もらう」と表現されている現象の正体だと当方は考えています。特に、他人の感情や体調の変化を敏感に感じ取りやすい方ほど、こうした影響を受けやすい傾向があるとよく言われますが、この点についての詳しい体質的な特徴は、当サイトの別記事で改めて扱う予定です。
「もらったもの」への対処は種類によって異なる
「もらってしまった」と感じたとき、その対処法は、何を、どこから、もらったのかによって大きく異なります。パワーストーンや御朱印など、モノとして手元にあるものであれば、処分したり手放したりすることで、ご自身の判断でスピ断ちすることができます。しかし、レイキやヒーリング、ご祈祷やお祓いなど、スピリチュアルな行為を通じて受け取ってしまったエネルギーについては、事情が異なります。一度受けてしまったこの種のエネルギーは、波動を低めたままの影響が、ご本人の努力だけでは改善しきれない範囲で続いてしまうことがあり、専門家によるエネルギー抜きが必要になるケースが多いというのが、当方がこれまで見てきた傾向です。
「もらう」と「憑依」の違い
似た文脈で使われる言葉に「憑依」がありますが、両者は少し意味合いが異なります。「もらう」は、場所や人、物、行為から波動の影響を受け取ってしまうこと全般を指す、比較的広い意味の言葉として使われる一方、「憑依」は、その中でも特に、何かがご本人に取り憑いてしまっている状態を指す、より限定的な言葉として使われる傾向があります。「もらいやすい」状態が積み重なることで、結果的に「憑依体質」と呼ばれる状態に近づいてしまう、という関係性で捉えていただくと分かりやすいかもしれません。
「気のせい」で片づけないために
「もらった気がする」という感覚は、はっきりとした根拠を説明しにくいことが多く、「気のせいかもしれない」と自分で打ち消してしまう方も少なくありません。しかし当方は、こうした感覚そのものを、軽視すべきものではないと考えています。理由がわからないまま、なんとなく調子が悪い、気持ちが晴れないという状態が続いている場合、それは実際に何かを「もらって」しまい、波動が下がっていることのサインである可能性があります。
まとめ
スピリチュアルでいう「もらう」とは、場所・人・物・行為を通じて、目に見えない波動の影響を受け取ってしまうことを指す言葉です。モノからもらったものはご自身で手放すことができますが、スピリチュアルな行為を通じて受け取ってしまったエネルギーは、ご自身の努力だけでは改善しきれないことがあります。「何かもらった気がする」という感覚が続いている場合は、エネルギー抜きのページもご覧ください。