スピ断ちを終え、心と体が軽くなったと感じられたとき、ようやく落ち着いた場所にたどり着いたような安心感を覚える方は少なくありません。ただ、その安心感の中で気をつけていただきたいのが、以前と同じ生活習慣やスピリチュアルとの付き合い方に、知らないうちに戻ってしまうことです。
スピ断ちは、悪影響となっているスピリチュアル行為の波動を一度リセットする取り組みです。しかし、その波動を積み重ねる原因になっていた行動そのものを見直さないまま同じ生活に戻ってしまうと、時間をかけて再び同じような状態に近づいてしまう可能性があります。この記事では、スピ断ちを終えた後、また同じことを繰り返さないために心がけていただきたいことをご紹介します。
「また同じことを繰り返してしまう」というのは、具体的には、しばらく落ち着いていたのに、ふとしたきっかけで以前と同じ頻度のスピリチュアルな習慣に戻ってしまう、あるいは不安になるたびに新しい鑑定やヒーリングを探してしまう、といった状態を指します。多くの場合、本人にはその自覚がなく、気づいたときにはすでに以前と近い状態に戻ってしまっていることが少なくありません。
スピ断ち後も気をつけたほうがいい理由
エネルギー抜きによって、悪影響となっているスピリチュアル関連の波動を取り除くことはできます。しかし、その波動がなぜ積み重なってしまったのかという「これまでの行動や習慣」自体は、施術によって自動的に変わるものではありません。波動が軽くなった状態は、いわば整理整頓した部屋のようなものであり、同じ習慣で同じように物を増やし続ければ、また元の状態に近づいていってしまいます。
だからこそ、スピ断ちを終えた後こそ、これまでの付き合い方を振り返り、同じことを繰り返さないための心がけを持っておくことが大切です。何か特別な我慢や努力が必要というより、日々の小さな意識の持ち方の積み重ねだとお考えください。
また、スピ断ちを終えた直後は、心身が軽くなった実感から気持ちが前向きになり、これまで控えていたスピリチュアルな行為にも少し余裕を持って向き合えるように感じることがあります。その前向きな気持ち自体は自然なものですが、「大丈夫になったから、前と同じようにやっても平気」という考え方に直結させてしまうと、知らないうちに同じ道をたどってしまうことがあるため、少し意識しておいていただきたい点です。
同じことを繰り返さないために心がけたいこと
以下は、スピ断ちを終えた方に特に意識していただきたい6つのポイントです。すべてを完璧にこなす必要はありませんので、ご自身にとって意識しやすいものから取り入れてみてください。
1. 「元に戻った」ことを、以前と同じペースで動いていい合図にしない
スピ断ちを終えて調子が良くなると、「もう大丈夫」という安心感から、以前と同じ頻度・同じペースでスピリチュアルな行為を再開したくなることがあります。ですが、調子が戻ったことと、以前と同じペースで動いても問題ないことは、必ずしもイコールではありません。しばらくは以前より少し慎重なペースを意識していただくことをおすすめします。
2. 新しいスピリチュアルな行為を、以前のように無条件に受け入れない
スピ断ち前は、良さそうだと思ったものを深く考えずに次々と取り入れていた、という方も少なくありません。スピ断ち後は、新しい技法やサービスを試す前に、「本当に今の自分に必要か」「なぜ気になっているのか」を一度立ち止まって考える習慣を持っていただくと、以前と同じような積み重なりを防ぎやすくなります。
3. 不安なときほど、新しい鑑定やヒーリングに飛びつかない
不安な気持ちを解消するために、次々と鑑定やヒーリングを受けてしまう。これは、スピ断ちが必要になった方の多くに共通していた行動パターンです。不安を感じたときこそ、新しいものに頼る前に、一呼吸置いて「この不安は何から来ているのか」をご自身で確認する時間を持ってみてください。
4. 定期的に、今の付き合い方を振り返る習慣を持つ
一度きりの見直しで終わらせず、数ヶ月に一度など、ご自身の中で振り返るタイミングを決めておくことをおすすめします。以前と同じような習慣が知らないうちに増えていないか、費やす時間やお金が以前の水準に戻っていないかを、定期的に確認する機会を持つことで、大きく崩れる前に気づきやすくなります。
5. 体調や気分の変化に、以前より敏感に気づけるようにしておく
スピ断ち前は、なんとなく調子が悪い状態が当たり前になってしまい、変化そのものに気づきにくくなっていた方も少なくありません。スピ断ちを終えた今の状態を一つの基準として覚えておき、そこから体調や気分が明らかにずれてきたと感じたときには、その変化を軽視せずに受け止めるようにしてください。
6. 一人で抱え込まず、迷ったときは相談できる先を持っておく
以前は、誰にも相談できないまま一人でスピリチュアルな行為を重ね続けてしまっていた、という方も多くいらっしゃいます。今後、判断に迷う場面が出てきたときのために、家族や友人、専門家など、率直に相談できる相手をあらかじめ持っておくことも、同じことを繰り返さないための大切な備えになります。
7. 身の回りの環境や人間関係も、あわせて見直しておく
同じことを繰り返してしまう背景には、ご自身の行動だけでなく、身の回りの環境や人間関係が影響していることも少なくありません。以前スピリチュアルな行為を勧めてきた相手との距離感や、スピリチュアル系の情報に触れる機会が多い環境が変わらないままだと、意識していてもまた同じ流れに引き戻されやすくなります。行動だけでなく、こうした周囲の環境もあわせて見直しておくと、より安定した状態を保ちやすくなります。
それでも同じような不調を感じたときは
心がけていても、生活の中で気づかないうちに問題のある波動に影響されてしまうことはあります。これはご自身の意識が足りなかったということではなく、誰にでも起こりうることです。以前と似たような「なんとなく調子が悪い」感覚が戻ってきたと感じたときは、自分を責めるのではなく、早めに気づけたこと自体を前向きに捉えていただければと思います。
大切なのは、「またやってしまった」と落ち込むことではなく、「今回は前より早く気づけた」という点に目を向けることです。一度スピ断ちを経験したことで、ご自身の状態の変化に以前より敏感になっている方がほとんどです。そのこと自体が、これまでとは違う土台に立てている証だといえます。
心当たりがある方へ
スピ断ちを終えた後、以前と同じような不調の兆しを感じ始めている、あるいは同じような行動パターンに戻りかけていると感じる心当たりがある方は、早い段階で状況を整理しておくことをおすすめします。
スピ断ちできるものはないかと日常的に考える習慣を持つことも大切です。スピ断ちを考えるべきタイミングのサインも参考にしてください。
なお、体調不良や気分の落ち込みが強く、日常生活に大きな支障が出ている場合は、波動の観点だけで対処しようとせず、医療機関へのご相談もあわせてご検討ください。